浜松市中区葵東 洗面蛇口部品交換修理
一般のお客様より、洗面台の下の扉の中で水が漏れているから一度見て欲しいとお電話を頂きました。
お電話をもらい、すぐに駆けつけました。初めお客様は洗面台の排水トラップから漏れていると思われていました。
洗面台の下の扉の中を確認するとあちこちに濡れていた為、どこから漏れているのかわからりませんでした。一度確認のため、お水を少しだけ出してみて、排水トラップから漏れていないか見てみましたが、漏れている気配がありませんでした。だったらと思い、今度はお水を出しっぱなしにしてみると、奥の上からお水がボタボタと漏れてきました。上には蛇口が付いています。お客様の蛇口は洗面台の壁の部分に取り付けてあるもので、ハンドシャワーになっているタイプでした。一度ハンドシャワーのホースが確認できるようにひきだして、もう一度お水を出してみました。すると、ホースからお水がすごい量で漏れてきました。ホースを引き出してお水を使わないと水漏れがお客様にはわからりづらいです。
今回水漏れの原因は、このホースが原因です。まず蛇口を使うとお水が漏れます。洗面台の中には受け皿があり、お水が漏れたら、受け皿に溜まります。お水を出し続けていると、受け皿が溢れてしまい、お水が下に漏れてしまいました。
部品交換をするために蛇口の品番を確認しメーカーに問い合わせたところ、部品の在庫がありましたので、お客様に修理方法をご説明した所、部品交換の修理で承諾して頂けました。
今回部品の交換をするため取り寄せになるのでお客様には3日ほど待っていただき、その間洗面蛇口の水漏れは蛇口の下にある止水栓で止めて頂きました。
今回の作業自体は部品の交換で済むのですが、お客様の蛇口のタイプだと一度洗面台の鏡の部分を取り外さなければなりません。取り外すと蛇口の取り付け部分などが見えるので、そこから部品交換して終了です。
今の蛇口はとても便利になっています、ただ色々と部品を使っているため、修理箇所が多く、パッキンなどに比べると部品のお値段も高くなってしまいます。10年以上ご使用の場合蛇口の交換をお勧めします。部品のお値段が高いため、壊れる度に修理して頂きますと、最終的には蛇口本体の交換より修理代金が掛かってしまうからです。蛇口も長い年月使っていると壊れます、環境、使用人数などにより変動しますが、10年以上たった蛇口の場合は一度検討してみてください。
最後に水漏れを放置していても自然に直る事はありませんし、他の場所への影響が出てしまうケースがありますので、水漏れは早めに修理するほうが良いかと思います。